【北京=高橋勝己、関泰晴】中国を訪問中の野田首相は26日午前(日本時間同)、北京市内の人民大会堂で、胡錦濤国家主席と会談した。
両首脳は、日中国交正常化40周年を来年迎えることを踏まえ、両国の戦略的互恵関係を深化させ、国民の相互理解や交流を促進し、首脳の相互往来を緊密化させることなどで一致した。
会談は約40分間行われた。日中関係について、胡主席は「今回の訪問は両国の戦略的互恵関係をさらに深化させるものになる」と述べたのに対し、首相は「両国の関係強化は地域やグローバルな問題解決にとっても不可欠だ」と応じた。
両首脳はまた、北朝鮮の金正日総書記の死去を受け、朝鮮半島の安定が日中共通の利益であることを確認した上で、「緊密に意思疎通を行い、冷静、適切に事態に対応していくことが重要」との認識で一致した。
首相は「(北朝鮮の核問題をめぐる)6か国協議の議長国であり、北朝鮮に影響力を持つ中国の役割は重要だ。日中間で協力し、冷静かつ適切に対応したい」と述べ、北朝鮮による日本人拉致問題の解決についても、改めて協力を要請した。
これに対し、胡主席は、「朝鮮半島の平和と安定の維持は、関係国の共通の利益に合致するものであり、国際社会の幅広い期待でもある」と言明した。
(2011年12月26日13時20分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111226-OYT1T00491.htm
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